警報鳴ると(◎_◎;)2015年05月30日 00:13

先日は久しぶりに緊急地震速報の例の音がして29日は火山噴火速報のアプリが起動。

げっ大涌谷逝ったかっ!と。

いやいや、南の方の島の方々、大変でしょうけど頑張ってくださいまし。

さて今回、島民の方々や地元自治体、中央政府の指示による救助体制などは、想定された事態に対しての迅速な対応という感じだったように思います。

ネットの声を眺めていても「屋久島町長落ち着いてる、気象庁の職員が現地に駐在してたんだね、頑丈そうな避難所がイイ位置にある、定点観測カメラ稼働してるね」等々。

その中で注目したのが「御嶽山のように全くの不意打ちではないのだね」的なコメントです。

平成26年9月27日に噴火した御嶽山ですが、不意打ちではないのですよね。

御嶽山の場合、噴火前の9月10~11日だけで火山性地震が130回超で気象庁が解説情報を掲示してる。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/volinfo/VK20140916160008_312.html

噴火予報レベル1の24の火山の内ただ一カ所御嶽山の事が特記されてる。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/weekly_report/2014/2014w37/2014w37.htm

ま、この件は御嶽山噴火後少ししてから報道され、気象庁や行政は異変を察知してたが専門家を含めてそれが噴火に直結するとは判断出来ずに、マスコミを通して一般には周知されなかった。

というのが多くの人の認識かと思われます。

コレも違うのですよね。

実はこの方のブログ見ると、上記御嶽山噴火前の火山性地震多発を受けて、名古屋方面のローカル局がニュースで「火山性地震の頻回と噴火の恐れ」を報道してたとの事です。
ちょっとわかりづらいのでコメント読むと良く分かります。
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/1930092/blog/34132156/default.aspx?cm=true#cm

在京キー局で、「かねてより火山性地震頻回と噴火の恐れと報道されていた御嶽山が噴火しました」と報道した局は無かったと思われます=みんな知らなかったんだよが世論かと。。。

さすがに、大涌谷はその場所そのものが多くの観光客が常に足を踏み入れる場所なので、対応が違いますね。もう知らなかった作戦は使えませんからね。

大涌谷と箱根山は別ですけどね(~_~;)