10月の連休その12015年10月15日 00:37

火山味噌ラーメン体験(^3^)/

http://ishiyaki.jp/

行ったのは東北道上三川IC近くのお店。

確かに噴火レベルに沸いてます。


お味は、味噌ラーメンのアベレージという感じ。

野菜多めでおじや用半ライスと杏仁豆腐付いて972円。

ま、見た目のインパクトが有るので皆でイベントとして楽しめる感じでありました。

一応ですが、食べ始めてすぐに暑いので上着を脱いで後は着なかったのですが、家に帰ってきたら味噌ラーメン臭かったっす。味噌ラーメンスチームアタック( ̄0 ̄)

食後はちょっと北上してから東進。


たまには並んで走ろーよー。

森へ山へ。


一つ里山を越えれば、必ず隣の里へと繋がる路。


この安心感の中、煙たなびく農村には人々の営みがあり、大いなる北関東の人々の暮らしが有るわけです。

こうしたちんまりした道路や農村が無数に日本には有るわけです。

収穫が終われば作業を労う酒が振る舞われ祭りが興る。

真面目に勤勉に働いた者のみが、安心して冬を迎えられる。

これがちょっと前までの日本の原風景の一つと言えるかも(いや、かな~り前か)。

で、今、ココでの移動の主役はガラパゴスケートラだっ!


てな事をブツブツ呟きながら日立の城下町へと赴き、勘で選んで貰った海鮮屋サンにIN。

居酒屋以上高級割烹以下の気楽に入れるイイお店で、海鮮サラダ、刺身盛り合わせ、フグの天ぷら、鯨竜田揚げ(打倒Cシェパード!)などなどお茶!と共にいただき、結構満足。

その後はダベりの為にファミレスにINし、何故かなかなかマジな大盛りに巡り会えない運命を垣間見つつ夜は更けていったのでした。

走行距離520kmで燃費オンボード13km/L。

全然大丈夫です、収まってます。


お疲れ様でした<(_ _)>

10月の連休その22015年10月15日 00:52

前日、北関東の山村こそ日本の原風景とか言ってた舌の根も乾かぬうちに本日は帝都に赴き、某帝国の劇場隣接の出光美術館へ。


日本の美・発見X 躍動と回帰 ―桃山の美術


桃山という事は、室町の後で戦国時代の前(最中?)って事になる。まぁこーいった展覧会の時は「この時代の代表作は~で~を展示し~」的に、単に「時代と作品」の紹介をして、さぁご覧!という流れがフツー。

が、ココ出光さんちの場合、解説にいくつかのヒントを散りばめ、観覧者が新たな視線で考えつつ作品を感じつつ時を過ごす手伝いをしてくれる、そんな所がある。

今回は、桃山作品の特徴(らしいです)である「歪みや割れ」を「否定的な負の要素」としてではなく、敢えて肯定的な美しさに捉えることで過去の造形とのつながりや、戦国時代という力の価値観が大きく変化していた当時の時代の好みを反映した作品から桃山時代の美の姿を探っていこう、という流れです。


こちらを読んだ方がわかりやすいです。
http://www.ktai-supli.jp/art/


こうした斬新な切り口から作品を紹介してくれるのが出光さんちの特徴なんですが、展示ケースのそのガラスの透明感が一際高いのも特徴。ケースの種類によってはガラス入ってなくて手で触れてしまうのでは無いか、と感じるくらいの驚きの透明感。特殊なガラスや光源を使ってるらしいです。


解説も、備えてる什器も、ただモノでは無いという事です。いやはや。

今回私が感じたのは、完璧さとか誰が見ても美しいモノとか純粋さだけを追い求めるのではなく、多様な形態から生み出される独特の存在感を評価する感性が有ってもイイな、という事です。

ただ、上に載せた陶器を見れば判るように、圧倒的な存在感というか味やクセを誇示してきますので、それらに寄り添うにはこちらも同族かまたは大きな器が必要だな、と。なかなかこれは大変だぞ、というのも正直な感想です。

天下の覇権をめぐり戦国武将の栄枯盛衰が激しかった桃山時代。まぁコレにしとけば大丈夫なんでねぇの的なノリでは生き残れず、そこに生きている事そのものの存在感をそのまま出して行った、そんな時代だったのかも。

アノ千利休も、大いなる成り上がり者の秀吉には、そーだ南蛮船で小便壺に使ってたのを茶器として献上しちゃえ~‥→切腹!とかあったかも(笑)。

尚、現存する最古の京都祇園祭屏風が展示されてました。多くの人々が祭りに参加しているのですが、祭りに浮かれ騒いでる様子は、あまり無い。冷静に屏風を観察するとそーなる、と。つまりは今の日本各地に繋がる祭の原点の一つが京都祇園祭りなわけですが、その発祥時はあくまで神事で有ったという事。酒飲んで神輿の上に乗り俺が俺がーなんてのは不遜も甚だしい、と出光さんちは言ってたのかな?

いや、でも、自分の完璧で無い所や未熟な所もドンドン出して行こーよも今回のテーマの一つであったようにも思いますが。

という事で、このブログも極めて私的な解釈による内容となっております(^^ゞ