We were here.2016年04月24日 23:55

NIGHTWISH日本公演2016に行ってきました。

4/19は六本木EXシアター、4/22は新木場スタジオコースト。

両方とも平日だったので仕事を早めに切り上げて行ったのですが、六本木の方は高速で大型トラック全焼消火中による渋滞で30分遅刻。ま、そんな事もあろうかと2階指定席を押さえてたので無事見ることができましたが。

新木場はというと、場所を調べたら家から4回角を曲がれば着くという、かの田中角栄の目白邸から実家の新潟邸まで3回曲がれば着くという都市伝説には負けるが、まぁなかなかの地の利の良さ←どーでも良いぞっ(^_^;

で、新木場駅の所の交差点名が夢の島なんですね。初めて知りました。かつて社会科の教科書で見たゴミ埋め立て地がココな訳ですね。うーんWe are here.

ライブの方はと言うと、PAでのドラムの音の扱いが変わったよーな。単にヘビーな重低音になってた気がします。今回からドラムの人が病欠により変わってて使ってるドラムも違うので諸々変更しつつなんでしょうかね。。。以前の人の時は非常にパンチのある重低音が突き刺さる程の迫力で、たぶん心臓ペースメーカー入れてたら死ぬんじゃ無いか?という位にドラムの音を際立たせてましたからね。まずドラムがありきのNIGHTWISHライブという印象だった。それが今回は普通に感じました。ドラムの人もテクニックとかは全く問題無いのですが、気持ちの入り方的な所はやっぱり以前の方が私は好きですね。睡眠障害でお休み中のユッカですが、また戻ってきてほしいですね。今のカイ・ハフトとツインドラムでもイイし(^_^) で、ユッカのスタイルを見直したら、叩く前のバックスイング?というのかなソレが大きく反るので連打したときの千手観音的な所がなんか好きなんですよね、どーでもイイんだけど(^_^;

前回?から新加入のトロイですが、かなりの多芸。最初はバグパイプ要員かと思ってたのですが、アコギでのバッキング、エレキでのリード、もちろん縦笛、ボーカルも。どれも上手いです。彼が入ってくると曲が多彩になってイイです!過去の曲では彼は全く演奏に参加しない時も多いのですが、出来れば全曲なにかで演奏して絡んできてほしいですね。話しても面白い?みたいなんですがイギリス人なので英語が上手すぎてかえって聞き取り辛いっすヽ(´o`;

ギターのエンプは相変わらず間奏部分で遊んでいることも多く微笑ましい(^_^)。本来の持ち場はステージに向かって右なのだが、彼はバンドの中で一番自由に動いてイイ立場を確保してるので、彼が移動して空いた場所にはベースの人がササッと向かうとかもう完全にお約束になっている。それらが実に良い。イイんですよ予定調和で!真面目?なマエストロであるツォーマスにとっても、彼はペットみたいな存在?というか、いろんな意味でバランスをとってくれる貴重な存在なんじゃないかな、と勝手に想像しています。何かシングルでもイイからカッコイイリードギターを繰り出してきてほしいですね。

ベースのマルコ。新木場では最初表情があまり無くてもしかして調子わるいのか?と心配したもののパフォーマンスは全く問題無くて安心しました。もしかすると前夜大阪だったので二晩連続となりまだ完全に目覚めてなかった?のかも。小節の後にちょっとしたフレーズを聴かせてる事が数回あり今までで一番良かったですね。で、ロック界の事はほとんど知らないのですが、彼より味が有って上手く音域広い男性ボーカルって居るのか?その位に凄い存在と思うのですけどね彼は。

リードボーカルのフロールは、六本木での衣装はケルティックというのかスコットランド国旗調というのか碧いワンピース。新木場では黒レザーの強い系(^_^;。大柄の白人サンなんで、スポットライトに当たった姿を少し離れた所から見ると非常に良い。とてもステージ映えする。車のデザインなどでもそうだけど、ヨーロツパ物は立体での造形の良さを出してる的な。とにかくまー凄い肉体(^_^;。画像で見るとアマゾネス系(失礼)とか思うかもですが、ステージではイイのですよ。フロールがステージ上を移動してきて前に来るとソコのお客さんの手が急に挙がるという(^▽^)//////もちのろん、歌も上手いっす。アレンジも少しずつ変えてて努力を惜しまない所もグー。マルコ同様ロック界でフロールより上手い人居るのかな?日本男児もAKBとか乃木坂とか言ってる場合じゃないと思うのだが。そう、乃木坂よりも六本木のすしざんまいに行きたくなる(火暴)。 http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13042065/dtlrvwlst/5505013/

ま゛冗談は置いといて、フロール+マルコ+トロイのトリプルボーカルの曲もあったので、これ以上のバンドって他にあるのかと。

ツォーマスは、六本木の2階席から見下ろすように見ててわかったのだけど、あんまり弾いてないというかCDの曲が超複雑だから実際に弾いてる部分はそれほど多くない。当然一人でCDと同じに再現できるはずもなく。シンセもエレクトーンみたいに自動で設定が変わる仕様でしょう。バックトラックに乗ってストリングス弾いてるだけだったり、ソロもPAの方で音上げたりしてる様な所もありましたね。そんな事より、非常に真剣に精魂つぎ込んで鍵盤叩いてる姿が神々しかったりで(^_^;。エンプとマルコがドラムセットの前に座りじゃれ合ってるのにツォーマスはまるでキリストが十字架を背負わされてこれから向かうゴルゴタの丘を見上げるような表情をしていたり。そこに何をそんなに思い詰めてんだ?とギターの人が茶化しに来たり。。いやぁ面白いバンドだ(^_^)

まぁそんな感じで最高でした。



今は特に思ってないのですが、もしかすると、私の人生が終わるとき、オマエの一番良かった1週間はいつだ?と問われたら、NIGHTWISHライブに2回行けたこの週が最高だった、と答えるかもしれませんね。



YOUTUBEのスクショ、ライトが当たってる辺に私の後頭部映ってます―(^O^ )
紛れもなくソコに居ました。