FB ― 2015年03月30日 01:20
FB
フラットボトムの話を少し。
市販R35の下側はこんな感じ。
エンジン後方からリア側の眺め。フロントバンパーとエンジンの下はほぼ塞がっててその後ろにセンターマフラー剥き出し。
トランク左側から前方を見た所。右上の丸い銀色のがリアデフ下あたりのジャッキアップポイントの目印。
こうしてみると、底はでこぼこなんだけど、ツインのプロペラシャフトの為にセンタートンネルが深く、前後はカバー付きだからある意味ベンチュリー構造っぽい気もするけど、リアにトランスアクスルが立ち塞がってる(垂れ塞がってる?)ので正確な空力的にはどーなのかな。。。
詳しくはこっちでも動画付きで見れますね。
http://muku2.dip.jp/ayashi/siriyou/i0114/i0114.html
一方今の911ポルシェである991カレラはかなりフラットボトムです。画像は某店サンのです。
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/657953/blog/26996228/
リアエンジンの991は重量バランスが悪く更にその後ろ下がりスタイルも空力バランスは悪い。そんなことはポルシェは元よりどこのメーカーも知ってるのですが、敢えてポルシェはポルシェが作る車がポルシェであるが為にアノ911型のスタイルを維持している。でも実際の空力はウエッジシェイプ的になるよう造形されてて、そこが見た目のデザインだけではないという事ですね。アンダーカバーもR35でもここまでやってないレベルな訳で、目に見えない所に金が掛かってるのはまぁ事実ですね。
富士スピードウェイで可変翼のリアウイングを一番立てると5km/hはトップスピード落ちちゃうので、それをせずに底を整流して抵抗増やさずダウンフォースを稼ぐのはとても重要ですね、レーシングスピードでは。
因みにおベンツのセダンや私が乗ってたミッドシップのケイマンの場合、確認した限り、速度上げるほど路面に張り付く感が出てきて空力効いてます。意外だったのが、ケイマンの方がCクラススポーツタイプより楽に巡航出来る速度が高かったですね。ポルシェはマジで空力やってますね。
で、日産R35はどーかというと、07年当時250km/h付近での安定性は量販市販車一と言われてました。更に上の300km/h域になるとポルシェターボの方が上との事。
自分がビックリしたのは、FSWでチェッカー受けてアクセル抜いてそのまま6速エンブレで減速していったとき、250km/h位からの自然減速になるのですが、やや速度落ちてくると車高がスゥッと数ミリ上がるのです(。。)ホヨ?
速度落ちてダウンフォースも減るので抑えてたバネが伸びるのを実感できるという。普段はそのままストレートエンドまで加速して275km/h位からフルブレーキになるので、そこで姿勢変化しちゃうからダウンフォースの存在を気づかなかったのですね。なかなか凄い車でしたね(^o^)
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