FSW体験走行動画2015年07月16日 01:25

ECMB2014W212E250AV

Eクラステスト@FSW2015年07月16日 01:33

ECMB E250AV(2014W212)富士スピードウェイ体験走行。

テストって程では無いですが、制限速度以上の事は特別な所で走らせないと語れないもんで(^_^;

台風が来る前の数日、好天に恵まれててたまたま取引先の人が「俺明日休んじゃうんだ」って言うもんだから自分も休みにしてしまったという(^◇^;)

肝心の富士山は、頂上部分が雲に隠れたままで残念な感じ。やっぱ一番は一番な所が見えないとね!

で、ゲートに着いたのが体験走行開始5分前。あぶないあぶない。

この車の実力としては、180km/hでの巡航を目指して作られてるように思う。それ以上かもしれないけど、クルコンでそれ以上の巡航を試す機会が無かったのでこれ以上は語れませんが。なお、動画ではその速度のシーンは無いですけどね(^_^;

で、以前乗ってたW204C300は160位で、981ケイマン2.7は180以上が巡航想定域かなという感じ。このE250はケイマンよりも更に安定性は上ですね。やっぱりトレッドの広さが一番効いてるように思う。単なる車軸幅ではなく、相応の車体を作り上げられる事による安定感という感じ。

良い車だと思いますよW212ECMB。自分の使い方だと、やっぱりこの位の車幅の車に乗りたくなるような気がしますね今後も。

では、日本国内速度域ではどーかというと、まぁ、このクラスなら、国産外車問わず同じようなモノかと思います。100や120ではその良さが明らかに分かる程では無いですね。

よほど高速を長時間運転するのが常な人で無い限り、特別にはお薦めしないかな。私はとても気に入ってますけどね。

操縦性は、昼間のドライ路面で試すと、明らかにフロントのタイヤグリップが足りないバランスとなってる。逆に言うとそれだけリアがしっかりしててイイ感じ。フロントは人間が事前にコントロールしてるので、限界手前で辞めておけばイイ訳で問題無いですね。リアが弱いと後からクルので困る事になりますしね。

で、E250AVは所謂AMGルック込みのF:245/40-18,R265/35-18という前後異径タイヤ装着。通常スタイルなら245の前後同径タイヤなのでそちらの方がバランスは良いかもしれない。ただ、バランスが良ければなんでも良いかというとそうでもなく、どちらか片方をより意識することによりコントロールの醍醐味を感じたり、モノの実感を明確に掴みやすくなったり、そんな副次的な効果もあったりするように思う、車に限らずだけど。

んで、純正装着タイヤがMOというMB指定マーク付きのBS RE050。050はリプレース用も他車種用もあるのだけど、コレはこの車用のタイヤですね。C300の時も050だったのだけど、コレとは別物ですね。C300純正の050は走行5万キロ保った。驚きの耐久性。と同時にかなり堅く騒音も大きかった。MI PS3非MOタイヤに交換して超快適になったものの剛性感は大幅に低下したのですね。。。 でEの050は柔らかく静かで快適。現状フロントタイヤの能力がチト不足気味なので、保って2万キロかなぁ、と。交換もおそらく純正タイヤを再度履かせる事になると思う。純正以上に柔なのだと、ちょっとコレはねーわ的なフィールになるであろう事が予想されるので。

ブレーキに関しては、そのフィール面ですが、過去に試乗したのをふくめてMBのはすこぶる良いです。まず前後バランスのフィールが良い。リアがヒョコッと持ち上がらない。トランスアクスルのR35より前後バランスが良いですね。あくまで味付けのフィールとして、ね。これはリアの効かせ方が良い訳ですが、そーするとブレーキ掛けてハンドル切ったりするとリアが流れやすくなる、相対的に。ま、そんな万一の時はブレーキ制御のESPで助けて貰おうというセッティングと思う。でもほとんどリアの効きが良すぎて姿勢乱すとか行かないので、日本車ももう少しリアブレーキの効き方を追い込んで欲しいもんです。たぶんドイツにはリアエンジンのポルシェが居るのでリアの効きが良い方向の車作りをさせる環境があるのだと思いますね。

ブレーキでもう一点、ブレーキを離す時のコントロール性がこれまたイイですね。ステア操作とリンクさせてロールスピードを自在に決められるので好きな姿勢に整えられる。整えると書いたのは、自在にリアを振り出せるでは無く、清ゆく正しく乗れるって意味で整えるDEATH(^_^;

他に気になる点では、操舵力が軽すぎなのと、フロントが路面の左右傾斜に敏感過ぎで主に左に流れる傾向を感じやすい事かな。軽いのは、ステアリングアシストというレーダークルーズ入れた時に一緒に働く(切る事も可)車線内に車を留まらせるよう自動でステア補佐する機構があるために、その分の重さの差からアシスト働いてない時は軽すぎなフィールとなってしまっている。傾きに敏感なのはもうこれはW204C300と全く同じフィールで、Cの時はキャスターを寝かすよう特別補修部品を勘で投入し見事ビンゴ。Eはアシストも働くし、やるならタイヤ交換でアライメント見るときでイイかなと今は放置。この辺は、気になる人は気になるかも。自分はどーしてそうなのかわかってるので我慢出来ますけどね。加えてステアリングで言うと、ハンドルセンターがシートのセンターから車両中央側に明らかにオフセットしてるのが超今一。2006年頃以降の新型MBはほぼ全車種オフセットしてる。なんでも万一の事故時の事を考えてなんだとか。意味分かりませんが。高価なSLやAMGも左ハンドル車もみーんなハンドルセンターがずれてる。こういった所がMBの教条的な所といいいますか。でも車評論家でソレを指摘する人は最近は絶無。海外の動画車サイトなどではすぐ言いますが、日本人評論家は言いませんね。。。 意外とチョイ乗り試乗では気付かなかったりします。で、所有してから気付くのですがこの点はボクも諦めてます、ハイ。

レーダーセーフティに関しては、手放しで運転させない為のセンサーを殺してしまえば、高速では寝てても走れてしまう、かも。前車に追随または車間キープしてくれて、車線逸脱はカメラで見ててステア補正してくれるので。自分は環境的にまだ未体験ですが、週末などの上り高速のノロノロ渋滞時には絶大な効果ありでしょう。完全に停まりさせしなければ全てやってくれる。

自分は高速道路ではほぼレーダークルーズ入れてますが、実際には前車追随お任せにはしてないですね。車間距離とブレーキの掛け方がやっぱり違和感あるのでレーダークルーズレバー手動でON/OFFしてる事が多いです。機械は一定の車間維持が基本で働いてるけど、自分は車間距離を前車の速度低下へ対する余裕距離として調節(変動)させてるので。それに前車追随って、登りでだんだん遅くなり下りで段々速くなりそこでブレーキ掛けて登りで遅くなりみたいな下手な運転の人にも追随するって事になる。嫌でしょそんな人の後ろで同じ走りは(^_^; 現状、高速でクルコン使ってるのはトラック位かと思うので付いていく事があまり無いです。たまに上手いなと思う車にレーダーロックオン(^_^;するのですが、設定車間距離を最長にしても前車の人は気になるのか、超速で逃げてったり横に譲られたりで、なかなか楽させて貰えませんデスね(^^ )

一般道では、レーダークルーズの使用はあまり推奨しないかな。前車に追随して停止までしてくれるので、そのうち勘違いして先頭で赤信号に差し掛かってもブレーキ忘れそうになったりもあるかも。自分は順法精神旺盛なので速度キープの為に空いているバイパスなどではかなりレーダークルーズ入れてますが、ブレーキは任せてませんね。環境により、例えば都心部などではまったく使わないかもですね。

ま、こんな所で。

んでその後はいつもの鮨をパクつくと。

これは違いますがランチがお値打ちっぽかったのでそれにお好み追加が良いかもですね(^3^)/